筋肉量を増やして 基礎代謝を上げよう

今日もECOのコラムに皆様に読んでいただきたいものを見つけましたので、紹介させていただきます。

私たちは自分から何もしなくても常に呼吸をし、体内では心臓が動き、血液が巡っています。また骨や筋肉はいつも体を支えています。この時にも体を維持していくための最低限度のエネルギーが消費されています。この生命を維持する最低のエネルギー量を「基礎代謝量」といいます。

人間は加齢とともに消費カロリーが少なくなりますが、筋肉量を維持すれば、基礎代謝の低下を抑え、消費カロリーの減少を遅らせることができます。筋力が強いと、ストレスによる気分低下に伴って生じる有害なタンパク質を体から追い出しやすくなるとも言われています。

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 筋力をアップするためにカギを握るのは、体の軸(コア)を支えるインナーマッスルです。コアが安定すればするほど、手足を活発に使うことができ、代謝もアップします。関節の可動域も大きくなります。

シニア層がよく道路や家の中などで転倒してしまうのは、体幹の筋肉が弱っていることと関係しています。本来、私たちは体のバランスが崩れたときに体幹でバランスを回復させます。それが間に合わない時は足を出したり手を出したりして転ばないようにしますが、このときも、やはり体幹の力が必要です。

体幹を強化するには、腹筋や背筋のトレーニングをするのも結構ですが、ふだんから意識して使うことも重要です。歩くときも、座っているときも、体の内側の筋肉を働かせて、姿勢をすっと立たせるのです。

強い体幹は、関節痛や捻挫などのトラブルを防止するのにも役立ちます。いわゆる「ロコモ」にならないためにも、いつも体幹を意識して強化することが大切です。

「壁プランク」では、体幹(胴体部分)をしっかりと内側で支えながら、体を左右にねじることで、インナーマッスルを鍛え、脂肪を内側から燃やしていきます。

 

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